体重だけを気にしてはいけないのはなぜ?

2019-09-15 11:29:00

  ダイエットをしていると体重だけが気になってしまい、体重計が友達という状態になることもあります。


 


体重計に乗ったときにウェイトがキープ出来ていたり、逆に減っていると不思議な安心感があるのですが、そのダイエットは本当に必要? 効果的? ちょっと立ち止まって考えてみましょう。


 


ダイエットするときには、体質別ダイエットに取り組んだほうが良い場合があります。


 


■体重よりもBMIが重視される理由


 


BMIはご存じの方も多いでしょう。ボディマス指数のことです。


 


体重を身長の二乗で割ったものがBMIで、これが小さければ痩せ、大きければ太っているということになります。


 


簡単に書けば、背の高い人であれば体重があってもそれほど問題ないというのが、BMIを指標にするときの一番の理由です。


 


BMIの平均値は22で、25以上であれば肥満、18.5未満であれば痩せているとされます。


 


例えば、身長が150センチで体重が50キロの人であれば、BMIは50÷1.5÷1.5で約22.2になります。


 


ですが、同じ体重でも140センチの人であれば、BMIは50÷1.4÷1.4で約25.5。165センチの人であれば、BMIは50÷1.65÷1.65で約18.4です。


 


これを比べると、同じ体重の人でも身長が140センチの人は太り気味、150センチの人は平均、165センチの人は痩せ気味という結果になります。


 


■じつは隠れ肥満というものがある!


 


BMIが平均値であれば問題ないように思えますが、痩せ・肥満の基準にはもう一つ体脂肪率というものが関係してきます。


 


BMIが平均値であっても、じつは体脂肪率が高いという人がいます。こうした状態は「隠れ肥満」と呼ばれます。


 


隠れ肥満の人の特徴は、体つきはほっそりとしているのに触ってみるとぷよぷよだったり、筋肉の量が少ないためにどこかふっくらとして見えることです。


 


こうした人では、危険な内臓脂肪の量が多く、高血圧や糖尿病にもなりやすいと言われています。


 


ですから、ダイエットをするときにはBMIを下げるだけでなく、隠れ肥満になっていないかどうかをきちんとチェックする必要があります。


 


体脂肪率を測ってくれるのが体脂肪計というものです。体脂肪計は、体に電気を流すことで体脂肪の割合を測ることができます。


 


痩せたのは良いけれどなんだか調子が悪い、だるい、という人は体脂肪計で体脂肪率もチェックしてみましょう。


■体質別ダイエットとはどのようなもの?


 


肥満や隠れ肥満になりやすい人は、おおまかに分けると以下のような体質を持っています。


 


・炭水化物を燃焼しにくい


・脂肪を燃焼しにくい


・筋肉が付きにくい


 


まず、炭水化物を燃焼しにくい人は、上半身に脂肪が付きやすく、胸周りや肩の部分が張ったりんご型の体型になりやすいです。


 


また、脂肪を燃焼しにくい人は上半身よりも下半身に脂肪が付きやすいのが特徴です。そのため、腰回りやお腹、太ももなどが大きくなる洋ナシ型の体型になります。


 


筋肉が付きにくい人は、見た目は細いのですが内臓脂肪が多く付いています。このタイプの人はバナナ型と呼ばれ、隠れ肥満が多いのもこのタイプになります。


 


りんご型体型の人は、食事の量を抑えることが大切です。とくに主食類やアルコールはりんご型体型を悪化させてしまうので、野菜や肉類、そしてビタミンを多く摂りましょう。


 


洋ナシ形体型の人は、脂肪をうまく燃焼させる工夫が必要になります。ストレッチやウォーキングなどで下半身を積極的に動かすと良いでしょう。また、お菓子やフライなどの油物などは控えたほうが良いと言えます。


 


バナナ型体型の人は、まず体に筋肉を付けなくてはいけません。代謝や血行が悪くなっている人も多いので、筋肉を付けることで基礎代謝が上がり、内臓脂肪も減らすことができます。また、食事はタンパク質を出来るだけ多く摂るようにしましょう。


 


自分の体質が分かると、それぞれふさわしいダイエット方法も見つけやすくなります。ダイエットをする際には、自分の体質や体脂肪率も確認してみてください。